リーガ最大のサプライズ!? 昨季残留争いのアラベスが”優勝争い”に絡む

サプライズを起こすアラベス photo/Getty Images

夢でも描けない立ち上がり

今季のリーガ・エスパニョーラは何かとサプライズが多いが、最大のサプライズと言っていいのがアラベスの躍進だ。昨季14位に終わったアラベスは下位クラブと見られていたが、ここまでリーグ戦13試合を消化して7勝2分4敗で勝ち点23を獲得。第12節終了時点の順位では4位となっているのだ。

これに驚いているのは選手たち自身だろう。スペイン『MARCA』によると、FWルベン・ソブリーノは良い形でシーズンに入ることができたと喜んでおり、指揮官アベラルド・フェルナンデスの手腕を称えている。

「監督は最近言っていたよ。夢でもこんなシーズンのスタートは想像していなかったとね。彼はクラブに来てから僕たちの全てを大きく変えたよ。彼がやってきた時、僕たちは降格圏というデリケートな位置にいたからね。今季のスタートはスペクタクルなものだよ。サポーターも僕たちを大いに助けてくれているからね」
昨季のアラベスは開幕から負け続け、10試合を消化した段階で1勝9敗という悲惨なスタートだった。一時は降格も覚悟したことだろうが、12月からアベラルドはチームを見事に立て直してみせた。それが今季のロケットスタートに繋がっており、13試合を消化した段階で昨季獲得した勝ち点47の半分近い勝ち点23を稼ぐことに成功している。

あくまで第一目標は残留を勝ち取ることだが、勢いに乗ってトップ10入りを決めたいところだろう。

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