アルゼンチンメディアも絶賛
今夏にグレミオからバルセロナへ移籍したMFアルトゥール。持ち前の広い視野を活かしながら、中盤から最前線へ正確無比なパスを供給し続けていることから、かつて同クラブに在籍したシャビ・エルナンデス(現アル・サッド)の後継者との呼び声が高い。
アルゼンチンメディア『ole』は先月30日の報道で、同選手が先発に名を連ねた直近6試合におけるパス成功率を公表。この6試合全てで90%以上のパス成功率を叩き出したほか、セビージャ、インテル、及びレアル・マドリードといった強豪クラブ相手にも高い成功率を記録したことを引き合いに出し、「彼こそ新しいシャビ」と、同選手のプレイメーカーとしての優秀さを力説している。
22歳という若さにして物怖じしないプレイぶりが光るアルトゥールだが、かつてのシャビのように同クラブで確固たる地位を築くことができるだろうか。若き司令塔の行く末から目が離せない。
【アルトゥールのパス成功率】(先発メンバーに名を連ねた直近6試合)
9月23日 ジローナ戦(リーグ戦第5節) 95.2%
10月3日 トッテナム戦(CL) 91.4%
10月7日 バレンシア戦(リーグ戦第8節) 95.1%
10月20日 セビージャ戦(リーグ戦第9節) 97.3%
10月24日 インテル戦(CL) 94.3%
10月28日 R・マドリード戦(リーグ戦第10節) 94.0%
※リーグ戦第6節、及び第7節には出場せず