日本はファルカオに気をつけよ! コロンビア中が4年間待ってた”タイガー”のW杯ゴール

コロンビア代表のファルカオ photo/Getty Images

悪夢からの復活を

前回の2014ブラジルワールドカップと今回のロシアワールドカップ。コロンビア代表には1つの大きな違いがある。エースのラダメル・ファルカオの存在だ。

ファルカオはブラジルワールドカップの半年ほど前に左ひざ前十字靭帯を損傷する大怪我を負い、結局ワールドカップ本番に間に合わなかった。4年前のコロンビアはファルカオ抜きでも十分強かったが、それでもエースの存在はチームの士気に大きな変化をもたらすだろう。コロンビア『El Tiempo』も復活のエースを特集しており、間もなく悪夢の4年間が終わろうとしていることを伝えている。

ファルカオはブラジルワールドカップを逃したあとマンチェスター・ユナイテッドに移籍し、全く活躍できないままチェルシーへ。しかしチェルシーでも怪我を負ってしまい、プレミアリーグでは何の結果も残せなかった。大怪我から復帰した選手がなかなか本来のパフォーマンスに戻れないのはよくある話で、30歳を超えようとしていたファルカオを終わった選手と捉える向きもあった。
しかしファルカオはモナコに復帰してから得点感覚を取り戻し、今季も全てのコンペティションを合わせて24得点を記録。コロンビアのエースは完全復活を果たしたのだ。同メディアはコロンビア中がワールドカップでプレイするファルカオの姿を夢見てきたと伝えており、タイガーの異名を持つファルカオの得点こそコロンビアのサポーターが何よりも望んでいることなのだ。

コロンビアの初戦の相手は日本代表だ。4年前はファルカオを欠いていたが、日本は1-4で粉砕されている。コロンビアとしてはファルカオに幸先よく得点を決めて調子に乗ってもらいたいところだろう。ファルカオが得点を決めればコロンビアの士気には大きな影響が出る。日本の守備陣は何よりもファルカオを警戒すべきだろう。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:各国代表

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ