M・アロンソ、“危険なプレイ”で3試合出場停止 異議申し立ても認められず……

3試合の出場停止処分をが科されたM・アロンソ photo/Getty Images

チェルシーには大きな痛手か

イングランドサッカー協会(FA)は19日、チェルシーに所属するスペイン代表DFマルコス・アロンソに対し、3試合の出場停止処分を科すと発表した。

14日に行われたプレミアリーグ第34節のサウサンプトン戦で、スターティングメンバーに名を連ねたM・アロンソ。前半終了間際の43分にボールを奪いに行った際、サウサンプトンFWシェーン・ロングのふくらはぎを踏みつけた。しかし、審判らが見逃していたためイエローカードすら提示されず、試合は続行された。なお、試合はチェルシーが2点差をひっくり返し、3-2で勝利を収めている。

英『BBC』などによると、サウサンプトンの指揮官を務めるマーク・ヒューズ監督は試合後、M・アロンソのこのプレイに対して「悪意のあるチャレンジだ。私が思うに、レッドカードを出すべきたった」とコメント。同選手への怒りをあらわにしており、その後の処分に注目が集まっていた。
そして調査の結果、FAは同選手のプレイを危険なプレイと判断。M・アロンソ本人は「出場停止は過剰」として異議申し立てを行ったようだが、調査委員会側はこれを棄却した。FA杯のサウサンプトン戦を含む、28日のスウォンジー戦までの3試合を出場停止を言い渡している(すでに19日のバーンリー戦で出場停止試合の1つを消化)。

残り4試合となったプレミアリーグで、逆転でチャンピオンズリーグの出場権獲得を狙う5位チェルシー。4位トッテナムと勝ち点5差ということもあり、1つも落とせない試合が続く。これまで主力として活躍してきたM・アロンソの出場停止は、同クラブにとって大きな痛手となってしまったかもしれない。

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