川崎F、車屋紳太郎が今季限りでの現役引退を発表 川崎で12年プレイしたレジェンドがスパイクを脱ぐ 「最後はフロンターレで終わりたい」

引退を発表した車屋 photo/Getty Images

J1通算250試合に出場

川崎フロンターレは17日、車屋紳太郎(33)が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。

2014年に筑波大学から特別指定選手として川崎に加入した車屋。そこから12年間同選手は川崎一筋のプロキャリアを歩み、今シーズンスパイクを脱ぐ決断を下した。

車屋はここまでJ1通算250試合に出場、公式戦全体では340試合に出場しており、クラブの黄金時代を築いたレジェンドの1人だ。ベストイレブン2回(2017、2018)、優秀選手賞は3回(2016、2017、2018)も受賞するなど川崎を代表する1人として長年クラブを支え続けてきた。

ここ数シーズンは出場機会を減らしていた車屋だったが、様々な思いを抱え、このタイミングでの引退を決断したという。車屋は川崎の公式サイトで次のようなコメントを残した。

「2014年に特別指定選手としてフロンターレに加入してからの12年間、たくさんの応援をありがとうございました。川崎フロンターレでプロとしてのキャリアを始められたことを、今あらためて誇りに思っています」

「ここ数シーズン、ピッチでなかなかチームの力になれず苦しい時間が長く続きました。どこかで区切りをつけなければいけない―― その思いが強くなり、この度引退という決断に至りました」

「プロサッカー選手としての時間をこのクラブ一筋で過ごし、最後はフロンターレで終わりたいという思いが強かったです。 フロンターレで過ごした日々には、良いときも悪いときもありましたが、どんなときも温かく応援してくれたファン・サポーターの皆さんには感謝しかありません。多くのタイトルを仲間と共に勝ち取れたこと、そしてチームの歴史が変わる瞬間に立ち会えたことは、自分にとってかけがえのない財産です」

「今シーズンも残り約3週間、フロンターレの一員としてサッカーができる時間を楽しみたいと思います。これまで、どんな時も支えてくださったフロンターレサポーターの皆さん。ACLや代表選出時など、国内外を問わず応援してくださったすべての方々。そして、これまでのサッカー人生に携わってくださった皆様に、心より感謝しています。12年間、本当にありがとうございました」

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