途中出場で途中交代のサンチョは「サッカー界で最も屈辱的な扱い」を受けた? アストン・ヴィラ指揮官が理由を説明 「あれは罰ではなく、計画だった」

マンC戦に出場したサンチョ photo/Getty Images

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29分に出場し、74分に交代

アストン・ヴィラはプレミアリーグ第9節でマンチェスター・シティと対戦。19分のマティ・キャッシュのゴールが決勝点となり、ヴィラがシティを1-0で下した。

そんなこの試合で注目を集めているのがジェイドン・サンチョだ。今シーズンはヴィラへレンタル移籍をしている同選手は29分エミリアーノ・ブエンディアの負傷を受けてピッチに投入されたが、74分にエヴァン・ゲサンと交代した。

怪我が理由でもなく、途中出場で途中交代したサンチョについて英『Daily Mail』は「サッカー界で最も屈辱的な扱い」と報じ、ピッチから下がる際にウナイ・エメリ監督に冷たい態度をとったと報じている。
納得しない様子でベンチに戻ったサンチョだが、試合後エメリ監督はその理由を説明している。

「まず、サンチョが(木曜日のヨーロッパリーグで)ゴー・アヘッド戦に60分間出場した後だったから、簡単じゃなかった。彼はコンディションを上げてきているが、まだ十分ではない。彼を後半に起用する計画もあったが、ブエンディアが負傷した後、彼の技術とクオリティを活かしつつ、できるだけ早くピッチに立たせて出場時間とコンディションを整えることに決めた」

「彼のインパクトは良かったが、私はもともと彼を交代させるつもりだった。以前にもモーガン・ロジャースやブエンディアを同じように交代させたことがある。あれは罰ではなく、計画だった。他の控え選手たちは準備ができていた。マレン、マートセン、バークリーはみんなとても良かった」

ブエンディアの負傷で投入が早くなったようだが、後半からサンチョを入れるプランがあったことを明かしたエメリ監督。ヴィラ加入後、コンディション不良に悩まされていた同選手に試合勘を取り戻させたかったと同時にプレイタイムの制限を設けていたようだ。

交代に不満を表していたサンチョだが、同監督は「彼をベストの状態に戻すことが私の目標だ」とも語っており、大きな期待も寄せている。


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