かつてのセリエA常連クラブにとうとうセリエC降格の危機 “開幕6戦0勝”のサンプドリアはセリエBでも最下位に沈んでいた

サンプドリアは苦しい状況に photo/Getty Images

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昨季はぎりぎり残留を決めたが……

かつてはセリエAの常連クラブだったが、今では2部のセリエBでも危ない位置にいるのがサンプドリアだ。

サンプドリアは財政難から2023年に賃金未払いなどのトラブルが続き、2022-23シーズンにセリエA最下位に沈んでセリエBへ降格。今のところセリエAへ返り咲けるビジョンは見えず、今季はセリエBでここまで6試合を戦って2分4敗で最下位に沈んでいる。

そもそもサンプドリアは昨季も危ない状況にあり、一時はセリエC降格決定となる18位に位置していた。しかし土壇場でブレシアに給与支払いの不正が発覚し、勝ち点の処分を受けた。これでサンプドリアが17位に繰り上げとなり、セリエCのサレルニターナと昇降格プレイオフへ回ることに。これに5-0で勝利し、サンプドリアは何とか残留を決めた。
しかしそんなミラクルが続けて起こるとも思えず、今季はここまで6戦未勝利と最悪のスタートだ。特に伊『Calciomercato』が問題視するのが攻撃面で、ここまで6試合で3ゴールのみ。1試合平均0.5ゴールという何とも寂しい数字だ。

今夏の攻撃陣の補強も不十分で、この3ゴールのうちFW登録の選手が決めているのはマッシモ・コーダの1ゴールのみだ。昨季は土壇場で回避したセリエC降格だが、今季セリエBに踏み留まれるだろうか。



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