日本代表、年内最後の一戦はゴールラッシュ! 鎌田、町野、中村のゴールでボリビアに3発快勝

先制点を決めた鎌田 photo/Getty Images

続きを見る

途中出場組が躍動した

日本代表は18日、国際親善試合としてボリビア代表と対戦した。

14日に行われたガーナ代表との試合では南野拓実と堂安律のゴールで2-0の勝利。今回のボリビア戦は年内最後の試合となり、森保ジャパンとしては11月シリーズを2連勝で締めくくりたいところだ。

そんなこの試合ではガーナ戦より7人を入れ替え、遠藤航や板倉滉、鎌田大地、前田大然らがスタメンに。また久保建英や南野拓実、早川友基、谷口彰悟がガーナ戦に続いて2戦連続での先発に名を連ねた。
開始早々の1分、日本に決定機。鎌田のスルーパスに小川が抜け出し、GKと一対一に。しかし、小川のシュートは飛び出したGKに阻まれてしまう。しかし3分に試合が動く。右サイドの久保から柔らかいクロスが入ると、鎌田が胸トラップから左足一閃。うまくコースをつき、ネットを揺らした。

先制点を奪った後もボールを握りながら試合を進める日本。すると22分、日本に決定機。久保と菅原の連携から右サイドを崩すと、菅原のクロスに小川がヘディング。しかしこれはボリビアGKがスーパーセーブ。こぼれ球を南野が左足でシュートを放つが、これは枠外に。サイドから日本がチャンスを作ったが、追加点を奪うことはできなかった。

29分、日本は一瞬の隙をつかれる。ビルドアップでの鎌田の横パスを読んだナバがカットすると、そのまま右足を振りぬく。タイミングを外したシュートに早川の反応が遅れたが、これはギリギリ枠外に。日本としては助かる形になった。

開始早々に先制ゴールを奪った日本だったが、その後はなかなかボールを失わず、堅いディフェンスラインを敷くボリビアを前に追加点は奪えず。日本は1点リードで折り返す。

日本はハーフタイムで菅原を下げて堂安を後半から投入する。55分ピッチ中央でボールを受けた久保から小川へ絶妙なスルーパスが通り、日本にチャンスが生まれるが、これはボリビアDFのナイススライディングに阻まれ、シュートまでいけず。縦への早い攻撃からチャンスを作った。

日本は後半もハイプレスを仕掛けるが、ボリビアの落ち着いたパス回しに苦戦し、いい形で奪ってからの攻撃にでれない時間が続く。

少し攻撃が停滞している日本は66分、上田と町野、中村をピッチに送り込む。すると71分、堂安のパスからポケットをとった中村が折り返すと最後は町野。途中交代の選手らが躍動し、日本は欲しかった追加点をマークした。

日本は76分、先制ゴールを決めた鎌田に代えて藤田を投入する。78分、日本に3点目が生まれる。瀬古のパスから上田が抜け出すと、最後はPA内で受けた中村が見事なフェイントで一枚剥がすと右足一閃。ニアに強烈なシュートを叩き込んだ。

さらに日本は81分、前田に代えて後藤をピッチに。後藤が2列目に入り、中村は左WBにポジションを移す。

66分の3枚替えで後半再び盛り返した日本は年内ラストマッチとなるボリビア戦で3-0の快勝。11月シリーズはガーナ戦に続いて2試合連続でのクリーンシートと守備面でも素晴らしいパフォーマンスを見せた。

[スコア]
日本 3-0 ボリビア

[得点者]
日本
鎌田大地(4分)、町野修斗(71分)、中村敬斗(78分)

ボリビア

日本
GK
早川友基、谷口彰悟、板倉滉、瀬古歩夢、菅原由勢(→堂安律 46分)、遠藤航、鎌田大地(→藤田譲瑠チマ 76分)、前田大然(→後藤啓介 81分)、南野拓実(→中村敬斗 66分)、久保建英(→町野修斗 66分)、小川航基(→上田綺世 66分)


記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.311 今季こそアーセナル!

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:各国代表

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ