バレバ、ウォートンらを狙うユナイテッド 新MFの獲得は来夏にお預けか。次の移籍市場は我慢の冬に

マンチェスター・ユナイテッドのアモリム監督 photo/Getty Images

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既存戦力で冬を乗り切れるか

今夏の移籍市場ではブライアン・エンベウモをはじめとするFWの補強が中心だったマンチェスター・ユナイテッド。そのエンベウモはここまで公式戦12試合で6ゴール1アシストを記録。得点源としてチームをけん引している。

一方で補強の必要性が指摘されていたMFの新戦力はなし。ブライトンのカルロス・バレバやチェルシーとのアレハンドロ・ガルナチョとロメオ・ラヴィラのトレードの話もあったが、結局実現することはなかった。後者はラヴィアのフィットネスに問題があったという。

『ESPN』によると、ユナイテッドはクリスタル・パレスのアダム・ウォートン、シュツットガルトのアンジェロ・スティラー、前述したバレバに関心はあるものの、獲得するのは今冬ではなく、2026年の夏の移籍市場となるようだ。
今冬ではなく、来夏である理由はユナイテッドの財政面にある。ユナイテッドでプレイしていないマーカス・ラッシュフォードとジェイドン・サンチョの2人は現在レンタルでクラブを離れており、前者は来夏でのバルセロナ完全移籍が濃厚に、後者はユナイテッドとの契約が今季限りとなっており、来夏には契約満了となる。

さらにはカゼミロ、ハリー・マグワイアのベテラン2人の契約も今季限り。来夏には多くの選手が退団し、給与の枠が大きく広がることになる。そのためユナイテッドは人員整理が進む来夏に新戦力の獲得を計画しており、今冬は我慢の冬となりそうだ。

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