「世界屈指の強豪相手にフィジカル面と守備面で再び弱点を露呈した」日本に敗れたボリビア代表 現地メディアが自国代表の課題を指摘

年内最後の試合を勝利で終えた日本代表 photo/Getty Images

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ボリビアは来年3月に大陸間POへ

日本代表は18日に行われた国際親善試合でボリビア代表と対戦し、3−0で勝利した。森保一監督の代表通算100試合目、そして今年最後の試合を勝利で終えた。

開始早々に鎌田大地のゴールで先制した日本。その後はボリビアの個人技やフィジカルに苦戦しボリビアに押し込まれる場面も増えたが、71分に途中出場の町野修斗が追加点を挙げ、その7分後に中村敬斗のゴールで3点目。ボリビアに得点を許さず3−0の快勝に終わった。

ボリビアは今回のワールドカップ南米予選を7位で終え来年3月の大陸間プレイオフに進出。9月の南米予選ではホームでブラジルに勝利しており、直近の試合で10月の国際親善試合でヨルダンに1-0勝利したが、その後はロシア、韓国に連敗していた。今回で3連敗となったが、現地メディアはチームの課題を指摘。『Correo del Sur』は「ボリビア、ワールドカップ・プレイオフ前に3連敗」と題し「ワールドカッププレイオフ出場決定後、4試合目となった今回の試合でオスカル・ビジェガス監督率いるボリビアは、世界屈指の強豪相手に、フィジカル面と守備面で再び弱点を露呈した」と報道。また『El Pais.bo』は「東京の国立競技場で日本に0-3の大敗を喫し、ワールドカップ出場チームの水準に達していないことが明らかになった。アジアツアーを1点も挙げることなく終えたボリビアは、2026年ワールドカップ・プレイオフに向けて懸念材料を募らせた」「ボリビアはまたもや序盤で不意を突かれ、反撃の糸口を見出せず、パフォーマンスを向上させる術もなく苦戦を強いられ、得点機を作れずに疲弊していた」と伝え、日本いついては「ヨーロッパでプレイする選手らを擁する日本は、スピード、相手の攻撃予測、中盤でのボール奪取、そしてコーチ陣が巧みに選手を操り、チームのリズムを維持してボリビアを翻弄することで、優位性を示した」と伝えていた。
ボリビアが進出する大陸間プレイオフは欧州サッカー連盟を除く5大陸の代表チームと、FIFA評議会によって枠が追加された北中米カリブ海サッカー連盟の1チームの計6チームが参加。3チームごとの2つのトーナメントに振り分けられ、各トーナメント1チームはFIFAランキングに基づいてシードされ、先にシードされていない2チームが対戦し、その勝者とシードのチームが対戦する。この勝者がワールドカップの出場権を獲得できる。大陸間プレイオフにはボリビアの他、オセアニアのニューカレドニア、アフリカのDRコンゴ、アジアからイラクが出場。この後の北中米予選の結果を受け、出場全6チームが決まる。

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