ヴィニシウスの市場価値が大幅下落 原因はピッチ上での振る舞いとチーム内での序列低下

レアル・マドリードのヴィニシウス photo/Getty Images

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止まらない下降トレンド

選手の市場価値を独自に算出しているドイツメディア『Transfermarkt』は2日(現地時間)、ラ・リーガでプレイする各選手の最新の市場価値を発表した。この中でレアル・マドリードのヴィニシウス・ジュニオールの市場価値は、1億5000万ユーロ(約259億円)だった。

依然としてヴィニシウスは世界屈指の市場価値を有するトッププレイヤーの一人と目されている。しかし同選手の市場価値は2024年12月には2億ユーロ(約334億円)だったが、今年に入って6月には1億7000万ユーロ(約293億円)、そして今回1億5000万ユーロ(約259億円)と2期連続で下落している。

このことについて、『Transfermarkt』でラ・リーガ担当のトビアス・ブラサイオ氏はヴィニシウスのピッチ上での振る舞いとチーム内での序列低下が同選手の市場価値に影響を与えたと説明している。
「バロンドールを獲得するという昨年のチャレンジが失敗に終わってから、ヴィニシウスは世間における特権的な地位を失った。さらにピッチ上においても、特に昨シーズン後半の彼のパーソナリティに関する議論は、スポーツ的なパフォーマンスの部分にも明らかに影響が出ていた」(ドイツ紙『Sport Bild』より)

「シャビ・アロンソは明らかにキリアン・ムバッペをチームの軸にしていて、ヴィニシウスにはムバッペよりもワンランク下の役割が与えられている。これに加えてフランコ・マスタントゥオーノやアルダ・ギュレルといった若いタレントが台頭し、出場機会を得るようになっている。こうした世間、そしてチーム内でのステータスの低下が彼の市場価値の下落を招いた」

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