見たかったウーデゴーが帰ってきた? 完全復活期待されるアーセナルの司令塔が見せた“あの頃の輝き” 「多くの選手にはできないことを生み出すのが彼の能力」

輝き放ったウーデゴー photo/Getty Images

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アーセナルはCLリーグフェーズ第2節でオリンピアコスと対戦したが、ガブリエウ・マルティネッリとブカヨ・サカにゴールが生まれ、2-0の勝利を飾った。

CLリーグフェーズ2連勝といいスタートを切ったアーセナルだが、オリンピアコス戦で素晴らしい存在感を見せたのが司令塔のマルティン・ウーデゴーだ。

後半ATにサカのゴールを絶妙なスルーパスでお膳立てした同選手は最多となる4本のキーパスと2回のビッグチャンスクリエイトを記録し、ロングボールは9本中7本成功させるなどアーセナルの攻撃を牽引。

昨シーズンからパフォーマンスの低下が指摘されることもあった同選手だったが、この試合では22-23シーズンや23-24シーズンに見せていたようなウーデゴーらしいプレイが多く見られた。

完全復活の兆しをアーセナルキャプテンは見せたが、指揮官もミケル・アルテタも同選手のパフォーマンスに大満足している様子だ。

「マルティンは前線で自由にプレイし、脅威となるプレイを繰り広げる権利を持っている。特に、パスだけでなく、ボールの受け方、運び方、走り込み方、そして本当に危険なエリアに到達する様子も素晴らしかった」

「彼は今日ゴールを決められたと思う。だから彼の復帰は本当に良かった。ニューカッスル戦では勝利に貢献する素晴らしいプレイを見せたし、今日は驚異的だったと思う」

「創造性は彼の本質の一部だと思う。それは彼にとってそれはプレッシャーではない。なぜなら、多くの選手にはできないことを生み出すのが彼の最大の能力だからだ」

「彼は完全に自由だ。行動し、探求し、リスクを冒し、動きを感じ、そしてスペースを生み出すためにどこにいるべきかを判断することができる。確かに彼はここ2試合でそれをやってのけたと思う」(英『Evening Standard』より)

アーセナルは今夏エベレチ・エゼやマルティン・スビメンディといった選手を獲得し中盤の層も厚くなったが、やはり精神的支柱であるウーデゴーの活躍がチームに与える影響は大きいだろう。(データは『SofaScore』より)


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