PSGに逆転負けのバルセロナ 「守備が極端に脆い」、「改善の余地がある」と各国メディアから厳しい意見

PSG戦後のバルセロナの選手達 photo/Getty Images

先制するも後半は劣勢に

1日(現地時間)、バルセロナはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦し、1-2で敗れた。

19分に華麗なコンビネーションプレイから最後はフェラン・トーレスがゴールを決めて先手を奪ったバルセロナだったが、38分にセニー・マユルに同点弾を許して1-1でハーフタイムへ。後半に入ると徐々にPSGに主導権を握られる展開となり、そして土壇場90分にアクラフ・ハキミの右サイドからのクロスをゴンサロ・ラモスに押し込まれて痛恨の2失点目。逆転を許し、1-2で敗れた。

ウスマン・デンベレやデジレ・ドゥエなど多くの主力選手を負傷を欠くPSGに逆転負けを喫したことで、ヨーロッパ各国のメディアからバルセロナに対して厳しい意見が相次いでいる。

「シーズン序盤から不安定な試合運びを見せていたハンジ・フリックのチームは、PSGとの試合で守備が極端に脆いことを示した。彼らは攻撃と守備のバランスが取れておらず、分断されたチームのような印象を与えた。それは、人々がシャビ・エルナンデス前監督の頃に感じたのと同じものだ」(フランス紙『L'Equipe』より)

「この試合によってバルセロナにはまだ改善の余地があることが明確になった。それは、彼らが本当にタイトルを勝ち取りたいのであれば必ずやり遂げなければならないことだ」(スペイン紙『Marca』より)

ラ・リーガでは現在首位に立っているバルセロナだが、ヨーロッパのビッグクラブが集うCLを制するためには更なる上積みが必要のようだ。就任2年目のハンジ・フリック監督は、自身の手腕が問われる新たな局面を迎えているのかもしれない。

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