「まるでサイボーグ」 ウェールズ代表指揮官が語る近年のサッカーの変化

ウェールズ代表で指揮官を務めるベラミー監督(中央) photo/Getty Images

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強度が高まり続けている

今夏の移籍市場でも主役となったイングランドのプレミアリーグ。ディフェンディングチャンピオンのリヴァプールは今夏だけで4億5000万ポンドほどの移籍金を投じたと報じられている。

多くのクラブが市場に資金を投じているだけあって、リーグには各国のエース級の選手が揃っている。テクニック、インテリジェンス、フィジカルの3つが揃った選手が多く、毎週末白熱した試合が各地で繰り広げられている。

『TheGuardian』ではウェールズ代表の監督であるクレイグ・ベラミー氏が近年のサッカーの変化に言及。フィジカルがより高いレベルで要求されるようになったとコメントした。
「フィジカルの強さは重要で、ランニングゲームになったと思う。身体能力が極限まで高まっている」

「バーンリーでそれを実感した。チャンピオンシップでは狭いスペースから抜け出せるチームを作っていたんだ」

「そしてプレミアリーグに行けばサイボーグのような選手たちと対戦することになる。彼らはただ走るだけでなく、とんでもない能力を持っている」

「だからこそ、そういう選手に8000万ポンドを支払うんだ。チームを見渡せば4000万ポンド、5000万ポンド、6000万ポンドの選手たちがいるんだ」

近年は戦術だけでなく、フィジカルレベルも向上しているプレミアリーグ。多くのクラブがアスリート能力の高い選手を集めており、より上位のクラブは過密日程に耐えられるよう前述した選手を複数保有することで長いシーズンを乗り切ろうとしている。

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