セルティック 地元メディアが山田新の獲得に懐疑的 今季ゴール数の激減に不信感を示す

昨季目覚ましい活躍を見せた山田 photo/Getty Images

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去就が注目される山田

『67 Hail Hail』が、川崎フロンターレで活躍する山田新の獲得を狙うセルティックの計画に懐疑的な見方を示している。

そのセルティックが山田の獲得に関心を示していると報じたのは『The Scottish Sun』だ。セルティックの情報を専門に扱う『67 Hail Hail』でもこのニュースを伝えており、古橋亨梧をはじめ、前田大然や旗手怜央などの活躍があったことから、日本市場への関心を強め、その結果、山田がリストアップされたことを指摘。また彼の経歴や近年の活躍を紹介する中で、昨シーズン、東京ヴェルディ戦でハットトリックとアシストを決めたことも記していた。

ところが同メディアは、その数時間後には、改めて山田の獲得に懐疑的な論調の記事を公開。古橋が退団したために、夏の移籍市場ではストライカーの確保が最優先事項と前置きしながらも、既存戦力に加えて、これからスウェーデンのホープ、ベンジャミン・ニーグレンや、フラムの19歳FWカラム・オスマンドの加入が見込まれることから、山田が余剰戦力になると示唆している。
続けて、山田の能力にも疑問を呈し「2024年に19得点を挙げたにもかかわらず、山田の年明け以降の活躍はそれほど印象的ではない。25歳の彼は今シーズン、リーグ戦18試合でわずか2ゴール、公式戦では6ゴールしか挙げていない。これは、スタメンの座を奪えるほどの数字ではない」と切り捨てた。

ゴール数やアシスト数はチーム状況によって大きく変化する。従って、一概にその選手の能力を決めつけることはできない。果たしてセルティックは、どの部分を評価して山田をリストアップしたのか、そしてこのまま獲得に踏み切るのか、今後の動向に注目だ。


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