アトレティコが目指すはフリアン・アルバレスの獲得? アルゼンチン代表のチームメイトを使って説得か

マンCでプレイするアルバレス photo/Getty Images

獲得は難しいが

アトレティコ・マドリードはマンチェスター・シティに所属するアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの獲得を目指しているようだ。スペイン『MARCA』が報じている。

同メディアは「アトレティコの悲願は…… フリアン・アルバレス」というタイトルでこのことに触れており、ストライカー獲得を目指すクラブの大きな目標であると綴っている。メンフィス・デパイは今夏にアトレティコを退団し、さらにアルバロ・モラタも様々なクラブに狙われているため去就が不透明となっている。アトレティコのストライカー獲得の優先度は上がっており、これまでも様々な名前が浮上していた。

同メディアによると、契約解除金が4000万ユーロ(約68億円)ほどとなっているジローナのアルテム・ドフビクやビジャレアルのアレクサンダー・セルロートも候補に上がっているが、アトレティコはこの金額を払いたくないと考えているとのこと。シュツットガルトのセール・ギラシやリールのジョナサン・デイヴィッドも候補として以前、報道されていたが、獲得が最も困難なアルバレスの名前が浮上している。
アルバレスは2022-23シーズンよりシティでプレイし、ここまで公式戦103試合に出場し、36ゴール18アシストを記録している。シティでのアルバレスの重要性は明らかで、現段階では望みは限りなく薄いかもしれない。同メディアもシティとアトレティコの資金の差についてふれ、「成功する確率は本当に不確かなものだが」と前置きしながらも「もしそれが現実になる可能性が少しでもあるなら、アトレティコは迷わずそれを利用しようとするだろう」と綴っており、アトレティコのアルバレスへの姿勢を伝えている。

さらに「アルゼンチンに世界王者の栄冠をもたらしたストライカーに赤と白のユニフォームを着せようとする作戦はすでに進行中だ」とも綴っており、アトレティコに所属するロドリゴ・デ・パウル、ナウエル・モリーナ、アンヘル・コレアの3人がアルゼンチン代表での活動の際にクラブの良さなどを伝えて説得に動こうとしているとのこと。

また「ムバッペがレアル・マドリードに移籍したことで、ロドリゴがマンチェスターに移籍し、シティの前線での出番が増えるというドミノ現象が起きれば、フリアン・アルバレスが移籍を考えるのもそう遠い話ではないだろう」とも綴っているが、ロドリゴのシティへの移籍も可能性は低く、現段階ではアトレティコがアルバレスを獲得するは難しいだろう。

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