コンフェデ廃止、ネーションズリーグ開始で急減していたが…… 増加してきた欧州VS南米の親善試合が与える影響は

アメリカの地ではイタリアとベネズエラが対戦 photo/Getty Images

ここから増やしていく見込み

2018年にはコンフェデレーションズカップが廃止となり、欧州ではネーションズリーグがスタート。これにより、欧州勢と親善試合を組むのが難しくなった。欧州勢は代表マッチウィークのほとんどを欧州同士の戦いに使っているからだ。

これが他大陸に与える影響は大きい。2022年のワールドカップ・カタール大会は南米のアルゼンチンが制したが、2006年のワールドカップ・ドイツ大会から2018年のロシア大会までは全て欧州のチームが優勝している。日本を含め、強豪が多い欧州勢とマッチメイクしづらいのは厳しい。

『ESPN』は、この現状に南米(CONMEBOL)が危機感を抱いてきたと取り上げていて、現在は欧州勢と積極的に親善試合を組む方向で動いている。
その傾向は今月も表れていて、ブラジル代表はイングランド代表、スペイン代表と親善試合を行う予定で、エクアドル代表は25日にアメリカでイタリア代表と対戦する。

南米からは同じくベネズエラ代表もアメリカへ渡っていて、21日にイタリア代表と対戦。こちらはイタリアがFWマテオ・レテギの2ゴールで2-1と勝利を収めている。

さらにコロンビア代表は22日にスペイン代表、27日にルーマニア代表と対戦。チリ代表は22日にアルバニア、26日にフランス代表と対戦する。

2018年からの6年間、欧州勢と南米勢が親善試合で顔を合わせたのは17回。しかし今月の代表マッチウィークからも分かるように、同メディアは今後欧州と南米のカードが増えていくと見ている。

欧州のチームと対戦したいのは日本代表を含むアジアのチームも同じで、やはりレベルの高い欧州勢との対戦で得られるものは多い。

今回ブラジル、コロンビア、チリ、さらにコートジボワール代表と対戦するウルグアイ代表、ロシア代表と対戦するボリビア代表はいずれも欧州へ出向く形で親善試合を開催していて、ベネズエラとエクアドルはアメリカへ向かっている。

欧州勢と対戦するうえで欧州開催は避けられないが、同メディアはこの取り組みから南米勢がどうレベルアップするか注目している。

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