ルガーニ、ブレーメル、ダニーロ、ガッティ、ハイセン、ジャロ…… ユヴェントスの堅守は来季さらに強固なものに?

ユヴェントスでプレイするルガーニ photo/Getty Images

ルガーニとの契約延長交渉も重要に

最近は取りこぼしが目立ち、首位インテルと差をつけられてしまったユヴェントス。リーグでは3位に後退していて、優勝争いからは脱落と見ていいだろう。

しかし、ここまでリーグで2番目に少ない23失点に抑えている守備の部分は評価できる。攻撃面が29試合で44ゴールと物足りない中、マッシミリアーノ・アッレグリ率いるチームは堅守を武器にしぶとく勝ち点を稼いできたのだ。

その守備は来季も注目ポイントになる。チームの最終ラインを束ねるブレーメル、ダニーロ、評価を上げるフェデリコ・ガッティに加え、伊『Gazzetta dello Sport』は貴重なバックアッパーDFであるダニエレ・ルガーニとの契約延長へ向けても動きがあると伝えている。
29歳のルガーニとの契約は今季までだが、ルガーニはクラブで140試合以上戦ってきた経験豊富な選手だ。同メディアもバックアッパーとしては信頼できると評価していて、今季も4番手CBとしてアッレグリの要求に応えてきた。

さらにユヴェントスは今冬にフランスのリールからポルトガル人DFティアゴ・ジャロを迎えている。まだユヴェントスでデビューはしていないが、23歳ながらリールでは100試合以上をこなしてきた実力派センターバックとして期待されている。

さらにローマにレンタル移籍している18歳のディーン・ハイセンも興味深い逸材で、ローマではちょっとしたブレイクを果たしている。195cmとサイズもあり、足下の技術も器用だ。まだ今後のことは分からないが、ローマへのレンタル移籍は買取オプションの付いていない契約とされている。来季以降ユヴェントスも戦力とカウントしたいところだ。

攻撃面の補強も大事だが、来季も守備が最大の武器となるのは間違いないだろう。ジャロやハイセンといった若手も加わり、ルガーニとの契約延長も完了すれば最終ラインの層はかなり厚くなる。

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