カイセド、E・フェルナンデスらに負けぬ輝き 絶えず走り続けるギャラガーはチェルシーの顔となれるか

チェルシーでブレイクするギャラガー photo/Getty Images

来夏のEURO2024でもイングランド代表メンバーに入れる可能性

チェルシーは今夏にモイセス・カイセド、若いロメオ・ラヴィア、冬にはアルゼンチン代表でも活躍するMFエンソ・フェルナンデスも獲得するなど、チェルシーはトッド・ベーリー氏がオーナーに就任してから中盤に実力者を次々と加えてきた。

ポジションを巡る競争は激しいが、そんな中で今季一気に評価を上げてきたのがMFコナー・ギャラガーだ。

ギャラガーはチェルシーのアカデミーで育った生え抜きの選手で、チャールトン、スウォンジー、WBA、クリスタル・パレスへのレンタル移籍を経てチェルシーへと戻ってきた。今夏には退団の噂もあったが、今や指揮官マウリシオ・ポチェッティーノのサッカーに欠かせぬ戦力となっている。
決して派手な選手というわけではないが、とにかくギャラガーは運動量が豊富だ。今夏にはエンゴロ・カンテがチームを去ったが、カンテにも負けぬ運動量でギャラガーが中盤を走り回っている。

イングランド代表の方でも2021年にデビューは済ませていたが、継続的に出番を得るようになったのは今年に入ってからだ。昨年のワールドカップ・カタール大会もベンチに座ったまま1分も出番はなかったのだが、その後のEURO2024予選では途中出場を中心に着々と出番を増やしてきた。ギャラガーのようにハードワークしてくれる選手は試合を終わらせたい時にも有効なピースとなる。このままいけば来夏のEURO本大会でもメンバーに入ってくるだろう。

チェルシーではキャプテンマークを巻くゲームもあり、サポーターもアカデミーで育ったギャラガーには特別な感情があるはずだ。このままチームの顔となってほしい選手だが、ポジションを守れるか。

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