ウルグアイの怪物がヌニェスに次ぐ“2番手FW”に 36歳・スアレスが後ろに控えている新生・ウルグアイの強さ

今月の代表戦に招集されたスアレス photo/Getty Images

先輩としてヌニェスをサポートする立場に

ワールドカップ2026・南米予選で4勝1分1敗と見事なスタートを切ったウルグアイ代表。その中にはブラジル、アルゼンチン相手の白星も含まれており、マルセロ・ビエルサ率いるウルグアイの強さは脅威だ。

昨年のワールドカップ・カタール大会終了後は世代交代の動きも加速しているが、ベテランの力が消えたわけではない。今月の南米予選でカタール大会以来の代表復帰を果たしたのは、36歳のFWルイス・スアレスだ。

全盛期は過ぎたかもしれないが、スアレスは現在ブラジルのグレミオで結果を出している。スアレスの経験値は大きなプラスとなるだろう。
何より心強いのは、リヴァプールFWダルウィン・ヌニェスが1番手FWとして存在感を放っていることだ。今月のアルゼンチン戦、ボリビア戦の両方でスアレスはベンチスタートとなっており、結局出場したのはボリビア戦の17分間のみだった。

両ゲームでセンターフォワードの位置に入ったのはヌニェスで、ヌニェスは期待に応えてこの2試合で3ゴールを記録している。英『Daily Mail』によると、スアレスもヌニェスのことをトップレベルのストライカーと絶賛している。これからはヌニェスのサポート役に回る考えなのだ。

「今僕の前には世界最高のFWの一人がいるんだ。僕たちは彼をサポートし、彼のプレイを楽しまないとね。今や僕の役割は以前と変わっているけど、チームの力となれて幸せだよ」

来夏にはコパ・アメリカが控えており、スアレスもそこで戦力となれるはずだ。ゴール前での嗅覚は相変わらずで、ヌニェスの後ろにスアレスが控えているのは対戦相手も怖いだろう。

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