グループA最下位転落のユナイテッド ラッシュフォード退場の判定が議論を呼ぶ 元イングランド代表は「ありえない」

退場となったラッシュフォード photo/Getty Images

指揮官「レッドカードがすべてを変えた」

8日に行われたチャンピオンズリーグGS第4節、マンチェスター・ユナイテッドはデンマークのコペンハーゲンと対戦。アウェイで3-4と敗れた。

ユナイテッドは最高の前半を送っているかに見えた。FWラスムス・ホイルンドのゴールで2点のリードを奪い、試合を有利に進めていた。しかし、ユナイテッドにとっての悲劇が起こったのは42分。VARの介入によってFWマーカス・ラッシュフォードに提示されたレッドカードだ。この判定によってユナイテッドは多くの時間、10人でのプレイを強いられる。

指揮官のテン・ハーグが「レッドカードがすべてを変えてしまった」と語るように、前半のうちに2点を返され、同点で試合を折り返す。それでも数的不利のなかで、69分にキャプテンのMFブルーノ・フェルナンデスがPKを沈め、3-2と勝ち越しに成功。しかし、83分と87分に立て続けに失点。3-4と逆転を許し、コペンハーゲンに苦杯をなめさせられた。
物議を醸しているのは、42分にラッシュフォードに提示されたレッドカードだ。英『BBC』によると、元イングランド代表のオーウェン・ハーグリーヴスはこの判定について「ありえない」と糾弾している。

「止めて見るとひどいプレイに見えるが、リアルタイムで見ると、ラッシュフォードはファウルをしようとしていない。悪意はない。試合を台無しにするような判定はやめるべきだ」

コペンハーゲンに敗れたことによりユナイテッドはグループAの最下位に転落。ベスト16進出に向けて黄色信号が灯った。

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