憧れのCLでゴールを決めたダン・バーン シーズンチケットを持っていたアカデミー出身DFがたどり着いた夢の舞台

PSG戦で2点目をマークしたダン・バーン photo/Getty Images

PSGに4-1の大勝

チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第2戦でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦したニューカッスル。

21シーズンぶりのCLであったが、ACミラン、PSG、ドルトムントという死の組を勝ち抜かなければならなくなった。第1戦のミラン戦で引き分けたニューカッスルはホームでFWキリアン・ムバッペを擁するPSGに4-1で勝利した。

観客の後押しもあり、気持ちの入ったプレイで終始PSGを圧倒したニューカッスル。2点目を決めたDFダン・バーンは喜びを爆発させている。
「私は非常に波乱万丈なキャリアを送ってきた。25歳でフラムから放出されたので、今こうしてCLでプレイできるのは夢のようで、誰かが起こしてくれるのを待っているような気分だ」(英『Daily Mail』より)

同メディアによると、バーンはかつてニューカッスルのシーズンチケットを持っていたほどのトゥーン・アーミー(ニューカッスルサポーターの別名)であるという。ニューカッスルのアカデミー出身のバーンだが、CLまでの道のりは簡単なものではない。

ダーリントンやバーミンガム、ウィガンなどの下部リーグで過ごすことの多かったバーンだが、2022年の1月にニューカッスルに移籍した。加入後、ニューカッスルの守備陣を支える大黒柱として、昨シーズンの快進撃に大きく貢献した。

バーンのゴールについて、マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるリオ・ファーディナンドは『TNT Sports』にて、「素晴らしいストーリーだ。彼はここのシーズンチケットを持っていたんだ。彼の心臓は胸から飛び出しているに違いない。彼と彼の家族、そしてこのクラブにとって何と素晴らしい瞬間だろう」とバーンのゴールにコメントしている。

GS突破に向けて、死の組を勝ち抜かなくてはならないニューカッスルだが、2試合を終えて、1勝1分で勝ち点4を積み重ね、グループFの首位に立っている。

昨シーズン、プレミアリーグで躍進を遂げたニューカッスルは、CLでも旋風を巻き起こせるだろうか。

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