ナーゲルスマンはドイツ代表の“FW不足問題”をどうする まず目をつけたのは20歳の大型FWバイエル

ホッフェンハイムでプレイするバイエル photo/Getty Images

センターフォワード問題は深刻

9月の親善試合で日本代表に1-4と屈辱的な大敗を喫し、ドイツ代表は監督交代に踏み切った。解任されたハンジ・フリックに替わり、チームを任されたのはユリアン・ナーゲルスマンだ。

ナーゲルスマンが来夏のEURO2024へどうチームを立て直していくか注目だが、今のドイツにはいくつか課題のポジションがある。

その1つがストライカーだ。ここは長く適役が見つかっていないポジションで、今のドイツには絶対的な点取り屋がいない。
人選にはナーゲルスマンも悩むだろうが、独『Sport Bild』は10月の親善試合へホッフェンハイムFWマクシミリアン・バイエル(20)が召集されるのではと伝えている。

ホッフェンハイムのアカデミーで育ってきたバイエルは、今季より本格的にトップチームの主力となった若手FWだ。まだ未知数なところもあるが、今季は開幕5試合で4ゴールと波に乗っている。185cmとサイズもあり、純粋なセンターフォワードとして面白い選手か。

まだ経験の浅い選手ではあるが、EURO2024まで残された時間は多くない。可能性があるストライカーはどんどん試すべきだろう。10月にはアメリカ、メキシコとの親善試合を予定しており、両チームとも北中米を代表する強敵だ。

ナーゲルスマンは結果を追い求めると同時に新戦力も組み込んでいかなければならないが、EUROまでにストライカー問題は解消されるか。

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