マンCの最重要戦力に代わりはいない 1試合平均“107.8本”もパスを繋ぐロドリの穴をどう埋める

マンCの中盤をコントロールするロドリ photo/Getty Images

マンCを支える中盤の心臓

プレミアリーグ首位を走るマンチェスター・シティにショッキングなことが起きてしまった。

23日に行われたプレミアリーグ第6節でノッティンガム・フォレストと対戦したマンCは2-0で勝利を収めたものの、後半開始早々にMFロドリが相手選手と揉み合って退場処分を受けてしまったのだ。

これでロドリは3試合出場停止となるが、その期間にはライバルのアーセナル戦も含まれている。昨季も終盤まで優勝を争ったアーセナルとは10月8日にアウェイで対戦する予定となっており、ここでロドリを欠くのは痛い。
マンCは今季早々にMFケビン・デ・ブライネが負傷離脱しており、これも痛手ではあった。ロドリを欠く衝撃はそれと同じくらいの重さがあり、今のチームで一番替えの利かない選手と言ってもいい。

データサイト『WhoSocred』も数字の面からロドリの重要性を説いており、アーセナル戦にロドリ不在で望むのはかなり危険だ。

「1試合平均107.8本のパスは今季のプレミアリーグでも最多の数字であり、95.2%のパス成功率はMF部門でNo.1だ。シティは欧州5大リーグの中で最高の平均ポゼッション率(66.1%)を誇るが、それもピッチ中央にロドリが位置してこそのものだ。さらに守備面でも、今季のプレミアでロドリ(29回)よりも多く自陣ファイナルサードでボールをリカバリーした選手はエヴァートンのイドリッサ・ゲイェ(30回)だけだ」

ジョゼップ・グアルディオラが過去に指揮したバルセロナ、バイエルン、現在のマンCでもアンカーのポジションは極めて重要なものとなっており、グアルディオラの要求をこなせる選手は多くない。今のマンCでもロドリと同じ働きができる選手は不在で、アーセナル戦へ向けて頭の痛い問題だ。

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