《久保建英&ヴィニシウス》の2トップも面白い? 久保がマドリーへ戻るならば、起用法はどうなる

ソシエダで大活躍の久保 photo/Getty Images

スペインメディアも可能性を探る

レアル・ソシエダで圧巻のパフォーマンスを披露するMF久保建英の周囲が騒がしくなっている。

リヴァプールFWモハメド・サラーの後継者になれるとの意見もあれば、最近は古巣レアル・マドリードが久保を買い戻すかどうかといった話題も増えている。今の活躍ぶりを見れば、そうした話題が出るのも頷ける。

スペイン『MARCA』も、「久保は輝きを放っているが、現在のレアル・マドリードに居場所はあるのだろうか?」と特集している。
今季のレアル・マドリードはFWカリム・ベンゼマが退団し、[4-3-1-2]のシステムで戦っている。このシステムに久保を当てはめるなら、適性はトップ下か2トップの一角となるだろう。

トップ下では新戦力のMFジュード・ベリンガムが見事なパフォーマンスを発揮しており、今季ここまでは誰もが認めるチームのMVPだ。今のベリンガムからポジションを奪うのは簡単ではない。

ただ、2トップの右は久保にとって現実的なポジションになるかもしれない。ここはヴィニシウス・ジュニオール&ロドリゴ・ゴエスのブラジル人FWコンビもあれば、ホセルも控えている。現在はヴィニシウスが離脱しているためホセルとロドリゴがコンビを組んでいるが、ここの層は決して厚いとは言えない。

今夏にはFWマルコ・アセンシオも手放しているため、レフティーアタッカーのオプションも不足している。レアル・マドリードが久保の買い戻しを本気で検討しても不思議はないか。2トップの右で先発し、自由に右サイドへ流れながらのプレイというのも合っているかもしれない。

ソシエダからのステップアップを急ぐ必要はないが、ビッグクラブが注目するレベルに到達したのは間違いない。今後も具体的な話は増えてくるはずで、今ならば古巣レアル・マドリードでもポジションを勝ち取るチャンスがあるはずだ。

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