EURO2008、2010W杯制覇を知る守備職人 “38歳”目前に控えた今もリーガで戦うDFへの称賛

ビジャレアルでプレイするアルビオル photo/Getty Images

スペイン代表の主力ではなかったが……

EURO2008、2010ワールドカップ、EURO2012と主要国際大会3連覇を果たした当時のスペイン代表は歴代最強と言っても大袈裟ではない代表チームだったが、当時のメンバーだった現役選手も少なくなってきた。

そんな中、スペインで戦い続けているのがビジャレアルDFラウール・アルビオルだ。

アルビオルは当時の代表で主力だったわけではない。2010年のワールドカップ・南アフリカ大会もベンチには入っていたが、大会を通じて出番はなしだ。しかし、アルビオルはEURO2008、ワールドカップ、EURO2012の3大会すべてにメンバー入りしている。最終ラインの主力はカルレス・プジョルやジェラール・ピケ、セルヒオ・ラモスらが主力だったが、アルビオルの実力も高く評価されてきたのだ。
アルビオルはビジャレアル入りした2019-20シーズンより主力としてプレイを続けており、今季も前節のマジョルカ戦に途中出場。来月4日には38歳の誕生日を迎えることになり、スペイン『MARCA』は38歳でのプレイはビジャレアルのフィールドプレイヤーとして史上最年長になると紹介している。

2009年から4年間はレアル・マドリードに在籍していたこともあり、アルビオルの実力はもっと高く評価されるべきなのだろう。38歳を目前に控えた今もリーガで戦えているアルビオルも当時の最強メンバーにふさわしい選手だ。

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