T・ミュラーは今季もトゥヘルの下で絶対的な存在にならないのか 気になる来季以降のキャリア

バイエルンを長く支えてきたミュラー photo/Getty Images

ムシアラやニャブリなどライバルは多い

2009年よりバイエルンのトップチームでプレイするFWトーマス・ミュラーも33歳とベテランの領域に入った。気になるのは、今後のキャリアだ。

昨季はシーズン途中にユリアン・ナーゲルスマンからトーマス・トゥヘルに指揮官が交代し、ミュラーの起用法も変わった。トゥヘルの下では絶対的な存在となれず、昨季はマンチェスター・シティとのチャンピオンズリーグ準々決勝でも1stレグと2ndレグの両方でベンチスタートとなっていた。

チームからはサディオ・マネが抜けたが、前線にはジャマール・ムシアラ、キングスレイ・コマン、セルジュ・ニャブリ、レロイ・サネらタレントが揃っている。独『Kicker』はミュラーの状況が大きく変わることはないと見ており、来夏までとなっている契約がどうなるか気にかけている。
シーズン終了後の退団もあり得るとの見方で、それこそ現在話題のサウジアラビアのクラブが手を伸ばしてくるかもしれない。

昨季は怪我で離脱していた期間こそあったが、それでもサッカーセンスは相変わらず抜群だ。まだまだチームに貢献できるはずだが、トゥヘルの下で序列はどう変わっていくのか。

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