日本のゴールぶち抜いた衝撃から5年 バルサへ向かったセネガルの若き攻撃型SBは今どこに

ロシア大会で輝いたセネガルのワゲ photo/Getty Images

今季はクロアチアでプレイしていたが……

2018年のワールドカップ・ロシア大会にて、日本代表GK川島永嗣が守るゴールをぶち抜いた強烈な一撃を覚えている日本のファンは多いだろう。

あのロシア大会で日本相手に強烈なゴールを決めたのは、セネガル代表の右サイドバックを担当していたムサ・ワゲ(24)だ。

当時ベルギーのオイペンでプレイしていたワゲは、18歳でセネガル代表デビューを飾った早熟の攻撃型サイドバックだった。ロシア大会でも主力を務めており、スピードに乗ったワゲの攻め上がりは日本の脅威でもあった。
その活躍から、ワゲは2019年の夏にバルセロナへと移籍。バルセロナはダニエウ・アウベスの後継者となる存在を求めており、ワゲのポテンシャルに惹かれたのだろう。

しかし、その後のワゲは怪我に苦しむことになった。フランスのニース、ギリシャのPAOKへのレンタル移籍も思うようにいかず、昨夏にはクロアチアのHNKゴリツァに完全移籍していたが、今季も数字は残せなかった。

今年2月にはクラブとの契約を解除していたが、スペイン『Mundo Deportivo』はワゲがキプロスのアノルトシス・ファマグスタFCへ加入することが決まったと取り上げている。

意外な行き先かもしれないが、まずは本来のプレイを取り戻すのが先決だ。セネガル代表も2020年11月が最後の出場となっており、現在は構想から外れている。

24歳と焦るような年齢ではないが、再びビッグクラブが関心を示す右サイドバックになれるのか。

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