リヴァプールは日本の万能戦士・旗手に注目すべき? 「旗手はミルナーの後任となり得る」

旗手も複数ポジションをこなせる photo/Getty Images

プレミアへの準備は出来ていると高評価

リヴァプールに加入した2015年より、中盤からサイドバックまで多くのポジションをこなすユーティリティプレイヤーとしてチームに貢献してきたジェイムズ・ミルナー(37)。

そのミルナーもクラブとの契約が今季までとなっており、今夏の退団が噂されている。

リヴァプールはミルナーの後釜となる選手を獲得すべきなのだろうか。元より中盤は今夏の最重要補強ポイントとも言われてきたが、リヴァプール専門メディア『Liverpool.com』が注目したのはセルティックMF旗手怜央である。
セルティックのリーグ制覇に貢献した旗手といえば、中盤を本職としながらサイドバックもこなす柔軟性を併せ持つ選手として有名だ。この点はミルナーとの共通点と言ってもいい。同じイングランドのブライトンからの関心も噂されていたが、リヴァプールも旗手獲得へ動くべきなのだろうか。

「クラブはあまり知られていない宝石を見つけなければならない。その1人は旗手なのかもしれない。かつてファン・ダイクがセルティックで注目を集めたように、旗手はセルティックのベストプレイヤーの1人であり、クラブのタイトル獲得にも貢献。粘り強いスタイル、卓越したテクニックの両方を備えている。クロップのプレッシングゲームにも適応できる旗手は試合の流れを読んで中盤に安定感をもたらすだけでなく、前線へ顔を出してファイナルサードで危険な状況を作り出すこともある典型的なボックス・トゥ・ボックスのMFだ」

「また旗手は中盤だけでなく、サイドバックもこなせる。リヴァプールは今夏にミルナーを失うことになるが、旗手はその後任となり得る。ファン・ダイクのように旗手はスコットランド国内では傑出しており、プレミアへのステップアップの準備はできている。適応に時間はかかるだろうが、リヴァプールが今夏に検討すべき選手であることは間違いない」

同メディアはこのように旗手を紹介しており、リヴァプールサポーターの中にはセルティックでプレイする旗手のことをよく知らないという人もいるだろう。

ミルナーはリヴァプールで主役になる瞬間こそあまり多くなかったが、縁の下の力持ちとしてチームに欠かせぬ存在ではあった。同じく脇役になれる旗手を低コストで獲得できるならば面白いが、旗手のビッグクラブ行きは実現するか。

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