今季絶好調のニューカッスルでフル稼働 アーセナル離れたウィロックの成長「適切なタイミングだったと思う」

ニューカッスルでプレイするウィロック photo/Getty Images

今季はリーグ戦で35試合に出場

結果的にアーセナルを離れる選択は正しかったのだろう。

ニューカッスルで一歩ずつ中盤の名手へと歩みを進めているのがMFジョー・ウィロック(23)だ。

アーセナルのアカデミーで育ったウィロックは、2019-20シーズンにトップチームでも活躍。爪痕を残したが、レギュラー定着とはならなかった。
そこで2021年冬にニューカッスルへレンタル移籍し、同年夏には完全移籍へと切り替えた。今季のニューカッスルはプレミアリーグで3位と絶好調だが、ウィロックはそこできっちりとポジションを確保。1試合を除き、ここまで35試合に出場している。

英『The Telegraph』によると、ウィロックも最初はアーセナルを離れることに恐怖心があったようだ。アカデミーで育ったとなれば、アーセナルへの思いも強かったはず。

しかしニューカッスル移籍のタイミングは良かったと感じているようで、現状に確かな手応えを掴んでいる。

「ロンドンを離れ、未知の世界に足を踏み入れるのは本当に大変だった。それでも、適切なタイミングだったと思う。ニューカッスルを訪れたこともなかったけどね」

結果論ではあるが、現在のアーセナルは中盤の選手層が薄いと言われる。今のウィロックがいれば、かなり心強い戦力となったのではないか。

今後強化されていくであろうニューカッスルでポジションを守っていく必要はあるが、ここまでウィロックのニューカッスル移籍は当たっている。来季はクラブとともに更なる飛躍を実現したいところだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ