この戦力で2部へ落ちるのか J・コール、デフォー、キャリックら20年前の悪夢と重なるウェストハム大ピンチ

モイーズはウェストハムを立て直せていない photo/Getty Images

スカマッカ、パケタらタレントはいるが……

昨季のヨーロッパリーグ(EL)・ベスト4の輝きはどこへ。イングランド国内でデイビッド・モイーズ率いるウェストハムが苦戦している。

昨季のウェストハムはELでも優勝を狙えるのではと期待されるなど、モイーズの下で完成度の高い集団となっていた。今夏にはイタリア代表FWジャンルカ・スカマッカ、ブラジル代表MFルーカス・パケタ、ドイツ代表DFティロ・ケーラーらも獲得し、昨季以上の成功を確信していたサポーターも少なくないはずだ。

ところが、現在ウェストハムはプレミアリーグで15位。降格圏には入っていないが、ウェストハムと降格圏の18位ボーンマスは勝ち点27で並んでいる。15位とはいえ全く油断できない状況なのだ。
いったいウェストハムの歯車はどこで狂ってしまったのか。前述したようにタレントは揃っているはずで、陣容だけを見ればトップ6に入ってもおかしくない。

英『Daily Mail』によると、解説を務める元リヴァプールのジェイミー・レドナップ氏も降格するとは思えないタレント集団と驚いているのだが、同氏が重ねたのはちょうど20年前のウェストハムだ。

ウェストハムは2002-03シーズンにも2部への降格を味わっているのだが、当時のチームにはFWパオロ・ディ・カーニオ、ジャーメイン・デフォー、ジョー・コール、レス・ファーディナンド、MFマイケル・キャリック、トレヴァー・シンクレアなど魅力的なタレントが揃っていた。それでも勝ち切れず、勝ち点42を稼ぎながら18位に終わって降格したのだ。

今のチームもタレントは揃っているため、仮に降格となれば20年前の悪夢と重なるものがある。レドナップ氏もそれを気にしているのだ。

「2003年に降格したウェストハムはクオリティに満ちていた。デフォー、ディ・カーニオ、シンクレア、キャリック、ジョー・コール。降格したチームの中では最高のチームだった。今のチームは当時ほどではないが、それでも降格した場合はかなり強いチームの1つということになるだろう。彼らは負けるには強すぎるチームだ。ただ、プレッシャーにさらされると奇妙なことが起こる可能性もある」

先日には3位と好調のニューカッスルに1-5のスコアで粉砕されてしまったが、タレント的にそこまでの差はないはず。現戦力での2部降格は許されないが、ウェストハムはこの窮地をどう脱するのか。

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