「元気ならまだ俺がベストだ」 ついに復帰した41歳イブラはポジション争いに挑む気満々

まだまだ第一線で活躍できそうなイブラヒモビッチ photo/Getty Images

ここから出番が増えていくはず

ついにあの男がピッチに帰ってきた。41歳となったミランのFWズラタン・イブラヒモビッチだ。復帰戦からブランクを感じさせない軽快な動きを見せたが、ここからまだまだプレイが良くなっていく可能性もあるようだ。
 
昨季終了後に左膝の手術を行い、長期離脱していたイブラヒモビッチ。最後の出場はリーグ優勝を決めた昨季の最終節サッスオーロ戦となっていたが、今月11日のトリノ戦からベンチに戻ってきていた。続く19日のモンツァ戦でも出場機会はなかったが、27日のアタランタ戦でついに途中出場。72分から出番を得ると、持ち前のポストプレイなどで存在感を発揮。2-0の勝利に貢献した。
 
伊『Gazzetta dello Sport』によると、1試合の勝利で得られる勝ち点が3となってから以降では、アレッサンドロ・コスタクルタ氏の41歳25日がトップリーグにおけるミランの最年長出場記録だったようだが、今回の試合でイブラヒモビッチが41歳146日に塗り替えたという。そして、イブラヒモビッチはこのアタランタ戦後にまだまだプレイできるという意思を表明している。
 
「トレーニングの度にどんどん良くなっている。まだ3回しか練習に参加できていないから、12回やったらどうなるか想像してみてほしい。もっとプレイしたいし、元気ならまだ俺がベストだ」
 
「俺は過去ではなく、今に生きている。チームメイトたちに一泡吹かせてやりたい。最後の5分ではなく、1試合通じてプレイできると思っている。そう考えられない奴は家に帰ればいい」
 
イブラヒモビッチはベンチにいるだけでもチームに好影響をもたらすことができる存在だが、彼が90分通してプレイできるとなれば、昨季のようにイブラヒモビッチとFWオリヴィエ・ジルーを併用していくことができる。それどころか、イブラヒモビッチには本気でジルーからスタメンの座を奪う気さえあるのかもしれない。

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