今ならバルサでもポジション奪えた? 仏の地で絶賛されるCBがいた「過小評価されている」

ニースでプレイするトディボ photo/Getty Images

将来的にフランス代表入りもあるか

現在のバルセロナはジュール・クンデ、ロナルド・アラウホ、アンドレアス・クリステンセンら優秀なセンターバックを抱えているため、守備の人材は十分に足りている。ただ、1年半前にクラブを去った若きフランス人DFの成長に多少の後悔はあるかもしれない。

フランスのOGCニースで高い評価を得ているのは、23歳を迎えたジャン・クレール・トディボだ。

2019年にトゥールーズからバルセロナへ加入したトディボだが、バルセロナでは定位置を確保できなかった。シャルケ、ベンフィカとレンタル移籍を続け、最終的には2021年にニースへと完全移籍することに。
そこからトディボは順調に才能を伸ばしており、データサイト『WhoScored』が選ぶ1月のリーグ・アン・ベストイレブンにもセンターバック部門で選出されている。今やニースの絶対的主力であり、スペイン『Tribuna』は将来的にフランス代表から声がかかるのではないかと注目している。

加えて同メディアは「バルセロナがトディボの退団時に買い戻し条項を含めなかったのは驚きのことだ」と伝えており、今のトディボならばバルセロナの力となったかもしれない。

SNS上でも「最も過小評価されているセンターバックかもしれない」、「ニース最高のプレイヤー」、「背が高く、ゲームをよく理解している。足下の技術も高い」と絶賛する意見が多い。フランス代表の最終ラインは競争が激しいが、国内リーグで結果を出していればチャンスが巡ってくるかもしれない。

バルセロナでは定位置確保とはならなかったが、2019年にバルセロナが目をつけたのは正しかったか。4年の時を経てリーグ・アンで戦えるセンターバックへと成長している。

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