「11人でトロフィーを勝ち取ることはできない」 ベンチメンバーの“仕事人ぶり”は現マンUの大きな強み

バルサ戦2ndレグで逆転弾を生んだアントニーとガルナチョ photo/Getty Images

チーム力が上がっている

またもエリック・テン・ハーグ監督の交代策が当たった。今のマンチェスター・ユナイテッドには交代で出てくる選手がきっちり仕事をこなすという大きな強みがある。
 
24日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメントプレイオフのバルセロナ戦2ndレグを2-1の勝利で終え、見事ELベスト16進出を決めたマンU。前半にPKから失点する展開となったが、後半開始早々にMFフレッジが右足で同点ゴールをゲット。そして、後半頭から投入したFWアントニーが逆転弾を決める活躍を見せ、チームの勝利に大きく貢献している。
 
さらに、アントニーの逆転弾の場面では67分から出場していたFWアレハンドロ・ガルナチョも重要な仕事を果たしていた。左サイドをDFルーク・ショーとMFブルーノ・フェルナンデスのコンビで崩すと、ガルナチョが瞬時に動いてエリア内でフリーに。B・フェルナンデスからのパスを受けて放ったシュートは相手に当たったが、そこからフレッジ、そしてアントニーのシュートへと繋がっている。
 
最近のマンUはテン・ハーグ監督が交代や配置変更を行ってから決定的なゴールを奪うことが多い。最近で言えば19日に行われたレスター・シティ戦でも、後半頭にFWジェイドン・サンチョを投入したことと、その際に前線の配置を変更したことが功を奏した。センターフォワードから左ウイングへポジションを移したFWマーカス・ラッシュフォードが56分に追加点を奪い、途中出場のサンチョもダメ押しの3ゴール目を決めている。
 
英『Manchester Evening News』によると、テン・ハーグ監督はチーム全体で戦うことがタイトルを勝ち取る上で重要だと考えている模様。バルサ戦2ndレグ終了後にこのように語ったようだ。
 
「(途中起用した)アントニーはプレイにスピードをもたらし、ピッチに信念をもたらしてくれた」
 
「このスカッドにはさまざまなタイプやプロフィールの選手が必要だし、自分の出番が来た時には準備万端の状態でチームに貢献しなければならない。特に現代では11人でトロフィーを勝ち取ることはできない。スカッドとローテーションが必要なんだ」
 
マンUの次の試合は27日に予定されているニューカッスル・ユナイテッドとのカラバオカップ決勝戦。中2日で立て続けにビッグマッチと難しい局面を迎えているが、そんな時こそチーム全体で戦うことが重要になるだろう。今季初のタイトルを獲得することができるか。

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