日本代表の“元10番”がセレッソ大阪へ帰還! 香川真司はタイトル獲得へのラストピースとなるか

ロシアW杯でゴールを決めた香川 photo/Getty Images

背番号にも注目だ

日本代表の元10番がJリーグのピッチに戻ってきた。今季ベルギーのシント・トロイデンでプレイしていた香川真司がセレッソ大阪へ復帰することが正式発表された。香川は日本でどのような活躍を見せてくれるだろうか。

2006年にセレッソへ加入した香川は08年にJ2で35試合16ゴールを記録すると、翌年には44試合27ゴールで得点王を受賞。チームをJ1へと昇格させ、序盤から結果を残し続けた。そして2010年のFIFAワールドカップ・南アフリカ大会中にドルトムントへ移籍。レギュラーをつかむと、ブンデスリーガ優勝に貢献し、2012-13シーズンからはマンチェスター・ユナイテッドにも渡った。

プレミアリーグで3年間プレイしたのちにドルトムントへ復帰するも、なかなか本調子には戻せず。2018年にチームを退団し、ベシクタシュやレアル・サラゴサ、PAOKなど欧州各国のクラブを転々として今季シント・トロイデンからセレッソへと復帰した。現在セレッソは8番と10番が空いており、どちらを付けるか背番号も注目を集める。
今季はタイトル獲得を狙うセレッソにとっては大きな補強となるはずだ。昨季は[4-4-2]を軸に2列目からの飛び出しが攻撃に厚みを加えていた。今季、トップ下やサイドハーフでセレッソの攻撃の軸となっていくだろう。また清武弘嗣や新加入のジョルディ・クルークスといったアタッカーとの好連携が見られれば、リーグの優勝争いにも絡めることだろう。今年の桜は冬に満開となるかもしれない。

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