アーセナルやマンチェスター・シティなどで活躍し、コートジボワール代表として3度のFIFAワールドカップに出場したコロ・トゥーレ。引退後は指導者としての道を進み、今季監督としてのキャリアをスタートさせたものの、わずか2カ月で解任となってしまった。
母国のクラブから2002年にアーセナルへと加入したコロ・トゥーレは、初年度からレギュラーとして活躍し、2003-04シーズンにはアーセナルの無敗優勝に貢献した。2009-10シーズンからはマンチェスター・シティへ移籍し、リーグ優勝を経験。リヴァプールやセルティックを経て2017年に現役を引退した。
その後はセルティックやレスターのコーチを務めるなど、指導者キャリアを歩むコロ・トゥーレ。11月末にはチャンピオンシップで苦しむウィガンの指揮官に就任し、自身初の監督経験となった。
しかし指揮を執った9試合で3分6敗と1勝も挙げられず。チャンピオンシップで最下位から抜け出せないままのウィガンは、わずか約2カ月ほどでコロ・トゥーレ監督を解任した。自身初の監督キャリアは、まさかの短命に終わってしまったが、シーズン途中の就任で状況も難しいところだろう。コロ・トゥーレの監督再開に期待したい。