素行不良さえなければ世界トップクラスのMF ベンチで喫煙騒動のナインゴランはピッチへ戻れるか

アントワープでプレイしていたナインゴラン photo/Getty Images

アントワープでは無期限追放処分に

セントラルMFとして一線級の才能を持ちながら、素行不良などマイナスな側面も持ち合わせているのが元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランだ。

ローマやインテルで活躍してきたナインゴランは、セントラルMFとしては世界トップクラスの実力を誇る。攻守両面で強みがあり、豊富な運動量に加えて強烈なミドルシュートを持ち合わせるなど目立った弱点がない。

ただ、ピッチ外の部分には弱点があった。昨年10月には所属するベルギーのアントワープにて試合前にベンチで喫煙する問題行動を起こしてしまい、無期限追放処分に。クラブとの契約は今夏までとなっており、アントワープでの復帰は現実的ではないか。
それでもピッチに戻る考えは持っているようで、34歳の今もフットボールへの思いは消えていない。伊『Gazzetta dello Sport』によると、ナインゴランは早くピッチへ戻りたいと主張。セリエAを含め様々な行き先を探っているようだ。

「できるだけ早くフィールドに戻りたい。カリアリ? 分からない。交渉はまだないんだ」

素行の部分さえクリアできていれば、ナインゴランはベルギー代表でももっと長く活躍できただろう。才能を考えると少々もったいないキャリアとなっており、次こそはベテランとして落ち着いたプレイを見せて欲しいところだ。

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