赤い悪魔が手薄な右SBをテコ入れ ダロトにも負けない攻撃センス“ブンデスのドリブルキング”がターゲット

レヴァークーゼンで躍動するジェレミー・フリンポン photo/Getty images

冬の移籍市場で獲得を目指すようだ

プレミアリーグ第14節でウェストハムに勝利したマンチェスター・ユナイテッド。前半に決めたマーカス・ラッシュフォードのゴールが決勝点となっており、ユナイテッドはこれでリーグ戦5試合負けがない。最後に敗れたのは6-3での大敗となったマンチェスター・シティ戦だ。

試合後指揮官であるエリック・テン・ハーグは両サイドバックの補強が必要だと語っている。これからワールドカップ・カタール大会を含め多くの試合があり、現状のメンバーでは難しいと考えているのだろう。

米『ESPN』によると、レヴァークーゼンのDFジェレミー・フリンポンが候補に浮上しているという。
ユナイテッドのライバルであるシティのアカデミーで長くプレイしセルティックを経由してレヴァークーゼンに加わったフリンポン。昨季はシーズンを通して出場機会を得ており、25試合で1ゴール6アシストを記録。今季は開幕から全試合に出場し5ゴールと得点力の高さを披露している。

21歳と若く、ジェラルド・セオアネ前政権では右サイドバックを、現シャビ・アロンソ政権では右ウイングバックで起用されている。

残した数字からも分かる通り攻撃的な守備者で、ドリブル成功数28回はDF限定だがブンデスリーガでは最多の数字を記録している。バイエルン・ミュンヘンのアルフォンソ・デイヴィスですら16回であり、フリンポンの積極性がうかがえる。球際の強さも兼ね備えており、デュエル勝利数72回はリーグ2位の好成績だ(DF限定)。

ユナイテッドの右SBはディオゴ・ダロトとアーロン・ワン・ビサカの2人だが、後者はほぼ起用されておらず、構想外状態だ。ダロトは今季素晴らしい数字を残しているが、新契約の話はなく、今後はこのフリンポンが軸として考えられているのだろうか(データは『SofaScore』より)。

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