“柏一筋26年”の大谷秀和が現役を引退 数々のタイトル獲得にも貢献した男が37歳でユニフォームを脱ぐ

柏を支え続けた大谷 photo/Getty Images

大谷の引退が発表された

柏レイソルは31日、大谷秀和が今季限りで現役を引退することを発表した。アカデミーから柏に所属し、2003年からはトップチームで柏を支え続けてきた大谷が現役引退を決めた。

現在37歳の大谷は柏のアカデミーで育ち、2003年にトップチームへ昇格する。2005年にはJ1で20試合に出場するものの、クラブはJ2へ降格。それでもレギュラーとしてチームを支え1年でJ1へ復帰すると、2008年からはキャプテンに就任した。

2011年には27試合に出場して昇格1年目でのJ1優勝を成し遂げ、2012年に天皇杯、2013年にはヤマザキナビスコカップを制覇。2015年には日本代表にも招集されるなど、輝かしい功績を収め、今シーズンまで柏に在籍した。
アカデミー時代を含めて26年間柏一筋を貫いての引退は簡単にできることではないだろう。柏を愛して柏に愛されたキャプテンが今季限りで黄色いユニフォームを脱ぐ決断を決めたのだ。クラブ公式にて大谷は「26年間支えていただいた皆さんには直接感謝の気持ちを伝えたいと思います」とコメント。11月5日に行われるJ1第34節湘南ベルマーレ戦後に引退セレモニーを行う予定であり、サポーターへの挨拶を行う。

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