ウーデゴーの“オフ・ザ・ボールの成長”もアーセナル好調の一因か すでに3ゴール1アシストと成績も良好

アーセナルの攻撃を牽引している photo/Getty Images

今季からチームのキャプテンを務めているウーデゴー

10日に行われたリヴァプールとの大一番を3-2で制したアーセナル。この試合で今季初アシストを記録したMFマルティン・ウーデゴーは、オフ・ザ・ボールの面でも成長を実感しているようだ。
 
リヴァプール戦では試合開始早々にFWガブリエウ・マルティネッリの先制弾をアシストしたウーデゴー。FWブカヨ・サカからのパスをボックス手前中央で受けると、相手ディフェンスラインの裏に見事なスルーパスを送り、マルティネッリと相手GKが1対1となる状況を作り出している。
 
今季のウーデゴーはすでに3ゴールを記録していたが、アシストはこれが1つ目。それでもこのペースでいけば、昨季のリーグ戦7ゴール4アシストという成績は上回ることができるだろう。
 
英『Football London』によれば、14日に行われるヨーロッパリーグのボデ・グリムト戦を前にして、ウーデゴーが報道陣の取材に応じている。今見せているプレイがキャリア最高のものかを問われ、このように答えたようだ。
 
「うん、そう思うよ。ここ数年でかなり成長できたと思う。もともとオン・ザ・ボールのプレイは得意だったけど、ボールを持っていない時など、今は他の部分が伸びているように感じる。さまざまな形で試合に影響を与えられるようになりたいと思っているんだ。自分がうまくやっているという実感があるし、チームがうまくいっている時は自分もやりやすくなる。このチーム、このプロジェクトの一員になれていることが本当に嬉しいよ。今の状況にも満足しているけど、もっと上を目指したい」
 
今季のアーセナルはここまでの公式戦11試合で10勝1敗と、リーグ戦トップ4フィニッシュはおろか、タイトル獲得も視野に入るほどの勢いを見せている。ウーデゴーのこういった成長が今のチーム状況にも反映されていることは間違いないだろう。

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