レアル撃破のカギはベンフィカユースで「天才」と呼ばれた男 古橋らセルティックが挑む大一番

セルティックでプレイするジョタ photo/Getty images

初戦から昨季の王者と対戦する

7日から22-23シーズンのCLグループステージが始まる。昨季はレアル・マドリードが激闘を制してビッグイヤーを獲得しており、今季も同じ結果となるのか。

英『The Athletic』ではそのCLで注目すべき選手をリストアップしており、古橋亨梧ら日本人選手が多く在籍するセルティックからはFWジョタが選ばれた。

ポルトガルの名門ベンフィカで育ったジョタ。ポルトガル代表のアンダー世代では常連で、2021年にセルティックにローンで加入。29試合で10ゴール9アシストと飛躍を掴み、今夏完全移籍でセルティックに加わった。
古橋と前線でコンビを組むこともあってジョタの日本での知名度は他国よりも高いだろう。両サイドでプレイできるユーティリティ性を持っており、スピード、コントロール、テクニック、創造性と攻撃的なスキルがずば抜けて高い。今季もすでに4ゴール4アシストを記録しており、9-0と快勝したダンディー・ユナイテッド戦では古橋の得点をアシストしている。

同紙によるとジョタはベンフィカユース時代、現在アトレティコ・マドリードでプレイするジョアン・フェリックスよりも評価が高い選手だったようだ。10代では「天才」と呼ばれたが次第にトーンダウン。それでもセルティックで再び飛躍を掴んでいる。

現状絶好調を維持しており、レアルとのCLグループステージ初戦でのパフォーマンスには注目が集まる。守護神であるティボー・クルトワからゴールを奪えばより目立つ存在になり、ステップアップの可能性も出てくる。

スコットランドの地で自らの地位を築いたジョタ。まだ23歳と若く、引き抜かれるのは時間の問題といえる。

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