ついに目覚めた広島の元スイス代表ストライカー 首位追撃へハットトリックでゴール量産の兆し

ベン・カリファの得点量産はあるか photo/Getty Images

ベン・カリファの3得点でG大阪に勝利

サンフレッチェ広島はJ1第26節でガンバ大阪と対戦し、5-2で逆転勝利を飾った。この試合でハットトリックの活躍を見せ、チームの勝利に大きく貢献したストライカーがナッシム・ベン・カリファである。

前半開始早々に先制点を決められた広島だが、11分にベン・カリファがヘディングで同点に追いつく。それでも36分に再び勝ち越し点を喰らい1点リードを許したまま前半を折り返した。

しかし後半は相手守備陣に疲労の色が見えると、ストライカーはそこを見逃さなかった。72分ペナルティエリア手前でボールを受けると、甘いプレッシャーの中で右足を振り抜いて同点弾。続く76分にもフリーで難しいシュートを決め切り、見事ハットトリックを達成して逆転へと導いた。ベン・カリファのゴールで勢いを増した広島はさらに2点を追加し、5得点と大勝する。
この試合はベン・カリファと新加入のピエロス・ソティリウの2トップで勝負に挑んだ広島。その中で今季J1でここまで1ゴールと結果を残せていなかったベン・カリファのハットトリックはチームにもソティリウにも勢いをもたらしてくれるはずだ。そして首位の横浜F・マリノス追撃に向けて元スイス代表FWが得点量産への兆しを見せる一戦となった。

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