“10年”続いたチェルシー生活の終わり 怪我に悩まされたベルギーの逸材が決めた新天地での挑戦

チェルシーを離れたムソンダ photo/Getty Images

まだ25歳と若い選手

ベルギーでも特大の才能と期待され、2012年にチェルシーのアカデミーへ加わってから10年。思うようなキャリアを描けなかった若きアタッカーはついに今夏チェルシーを離れた。

苦悩の10年を過ごしたのは、現在25歳を迎えたMFチャーリー・ムソンダだ。

ベルギーの世代別代表にも選ばれてきたムソンダは2016年にチェルシーのトップチームへ昇格するが、スター軍団のチェルシーで出番を得るのは簡単ではない。レアル・ベティス、セルティック、フィテッセへレンタル移籍を続けながら、プレミアリーグでプレイするチャンスを探ってきた。
しかしムソンダは膝に問題を抱えるようになり、長期離脱を繰り返した。レンタル先でも思うように出番を得られず、チェルシーでも合計7試合しかトップチームではプレイ出来ていない。

それでもムソンダはリハビリを続け、昨季もU-23のカテゴリーで2試合に出場。そして今夏チェルシーをフリーで離れ、スペイン2部のレバンテへ加入することが決まった。怪我からどこまで状態が上がっているかは気になるところだが、まだ25歳と若い選手だ。コンディションさえ取り戻せれば再び活躍することも不可能ではないはず。

スペインの地から再び評価を上げていけるのか。10年の時を経てムソンダの新しいチャレンジが始まる。

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