アンチェロッティは右SBにより若いトビアスを好む オドリオソラはレアル退団が既定路線か

レアルでは厳しい状況に立たされている photo/Getty Images

プレシーズンマッチで出場機会をあまり得られなかったオドリオソラ

DFダニエル・カルバハルが一番手を務めているレアル・マドリードの右サイドバック。現状バックアッパーの選択肢はいくつかあるが、カルロ・アンチェロッティ監督はDFアルバロ・オドリオソラよりもDFヴィニシウス・トビアスに可能性を見出しているようだ。

オドリオソラは2018年にレアルへと加入した選手だが、なかなか出番を得ることはできず、昨季はフィオレンティーナへとローン移籍。リーグ戦25試合に出場するなど、それなりにプレイタイムを確保することができた。

今夏はフィオレンティーナからローンバックし、レアルのプレシーズンに参加したオドリオソラ。アメリカツアーにも帯同し、バルセロナとのプレシーズンマッチ初戦では、71分から出場した。

しかし、カルロ・アンチェロッティ監督はその後、オドリオソラを起用せず。カルバハルやFWルーカス・バスケスを右SBとして優先的に起用し、クラブ・アメリカ戦では18歳のトビアスが途中出場を果たした。

スペイン『AS』は、アンチェロッティ監督が、将来への期待からオドリオソラよりもトビアスを好んでいると伝えており、オドリオソラの移籍先を模索することになっているという。トビアスにはEU圏外枠の問題があるが、それさえ解決できれば、カルバハル、バスケスに次ぐ右SB3番手としてプレイすることになるのだろう。

オドリオソラとレアルの契約は2024年までとなっており、独『transfermarkt』では移籍金が1080万ポンド(1300万ユーロ/17億円)と評価されている。現状では、DFデンゼル・ダンフリースが移籍した場合の後釜として、インテルがオドリオソラをリストアップしたという報道もあるが、果たしてどれだけのオファーが今夏中に届くのか。

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