“13分間”で終わったレヴァンドフスキの後継者への挑戦 ドイツ世代別代表で暴れたFWの今後は

ホルシュタイン・キールから再出発するフィーテ・アルプ photo/Getty Images

ドイツ2部でも結果を出せず

バイエルンでロベルト・レヴァンドフスキの後継者になれるのか。一時はそんな期待もあったのだが、若きドイツ人FWのチャレンジは終わってしまった。

今夏にバイエルンを離れることになったのは、22歳のFWヤン・フィーテ・アルプだ。

U-17ドイツ代表でゴールを量産していたフィーテ・アルプは世界的に有名な存在となり、2019年にハンブルガーSVを離れてバイエルンと契約。これは将来に期待を込めての補強であり、2021年にはドイツ2部のホルシュタイン・キールへとレンタル移籍。数年後にバイエルンのトップチームで活躍できればとのイメージだった。
しかし、フィーテ・アルプは2部でも結果を残せなかった。昨季は23試合で2ゴールに留まっており、これではバイエルンでポジションを奪うのは難しい。今月1日にバイエルンとの契約を終了し、ホルシュタイン・キールへ今度は完全移籍で加わることになった。

結果から見ればフィーテ・アルプのチャレンジは失敗だ。バイエルンのトップチームではDFBポカールでの僅か13分間しか出番を得ることができなかった。フィーテ・アルプは再び2部から出発することになる。

それでも、フィーテ・アルプはバイエルンでの時間が無駄ではなかったと振り返る。トップチームとのトレーニングでは一流選手と練習することができ、それは貴重な体験となったことだろう。

「無駄な時間ではなかったよ。タイトル獲得の経験や、ハイレベルなトレーニングやプレシーズン。それらは忘れられない経験だ。多くの人が出来ない経験をしたからね」(独『Sky Germany』より)。

まだ22歳と若く、ここからの巻き返しは十分に可能だ。世代別代表で結果を出していても活躍できると限らないのが5大リーグの難しいところで、フィーテ・アルプもまさか2部で躓くとは想定していなかったか。

再びビッグクラブの関心を集める存在となれるのか、フィーテ・アルプは1からのスタートだ。

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