ピカチュウが清水エスパルスに“電撃加入”? 電光石火のスピード誇るDFは何者だ

たとえ降格圏の中でも必ずゴールをゲットしてくれるはず photo/Getty Images

本名はグライビソン・ヤーゴ・ソウザ・リスボア

現在17位と降格圏内に沈む清水エスパルス。ヴィッセル神戸との裏天王山を戦う今節、降格圏を抜け出すためには絶対に負けられない一戦となる。

そんな清水は平岡宏章前監督との契約を解除し、ブラジル人のゼ・リカルド監督が6月から指揮を執っている。就任初戦こそアビスパ福岡に3-1と快勝し、好調なセレッソ大阪にも同点に追いつかれて1-1のドローと流れは上向いている。そんなクラブに新たな選手獲得の噂が浮上しているのだ。

そのプレイヤーがヤーゴ・ピカチュウである。ブラジル版『Yahoo!』など現地メディアが清水が獲得に近づいていると報じており、交渉は順調に進んでいる様子。今季はフォルタレーザに所属し、ブラジレイロ・セリエAで13試合4ゴールを記録している。
現在30歳のピカチュウは、昨年までヴァスコ・ダ・ガマに所属しており、その指揮官を務めていたのがゼ・リカルド監督。右のサイドバックやウイングバックを務めるピカチュウは、同クラブでも持ち味であるスピードを生かして攻撃の起点に。指揮官の愛弟子でもあり、新加入のフォルタレーザでも主力としてチームをけん引しているのだ。

ピカチュウという名前は本名ではなく、身体が小さく素早いプレイを行うことから、アカデミー時代のコーチに『ポケットモンスター』のキャラクターから取って名づけられた。これまでキャリアはすべてブラジル国内のクラブとなっているが、噂通り清水へ加入となれば、“ピカチュウ”が生まれた国へピカチュウが挑戦することとなる。自身の特長でもあり、名前の由来にもなっている電光石火のスピードを武器にアイスタを駆け上がるピカチュウを見ることができるのだろうか。

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