新たに長友が台頭し、9月には酒井が復帰する? 一気に層が厚くなった日本代表の右SB

右SBとして可能性を残した長友佑都 photo/Getty images

頼もしい選手が多い

6月の4連戦を通して日本代表は多くの収穫を得ることになった。その一つにサイドバックの充実がある。伊藤洋輝が左サイドバックで台頭し、攻守両面で安定感を見せた。188cmのサイズも魅力であり、一気に序列を高めた。

大ベテランの長友佑都は伊藤の台頭でポジションを追われることになったが、右サイドバックとして蘇った。ブラジル戦ではレアル・マドリードのヴィニシウス・ジュニオールと対峙したが、右サイドを突破されることなく90分を戦い抜いており、チュニジア戦でも長友の右SBが採用されている。攻撃面ではまだまだ改善の余地はあるが、以前までの長友になかった外ではなく中のレーンを上がるインナーラップを見せるなど進化を続けている。

だが、ワールドカップ・カタール大会では酒井宏樹が先発を務めることになるだろう。今回は怪我の影響で呼ばれていないが、攻撃力、守備力共にトップの選手であり、コンディションが整っていれば彼に任せるのが得策だ。そのため長友は両サイドバックをカバーできるバックアッパーとしてカタールに行くことになるだろう。

ガーナ戦で先制ゴールを決めた山根視来は2戦目コスタリカ戦での先発が予想される。日本がW杯の舞台で主導権を握って戦うことができる数少ない相手であり、攻撃的な布陣で臨むことになる。先発のイメージはガーナ戦のメンバーで、久保建英や堂安律らとコンビネーションで打開を図れる山根が重宝されるはずだ。イージーミスから失点の原因となってしまったが、そもそもGKを務めた川島永嗣の判断が悪く、評価を下げる要因にはならない。

怪我の影響で起用のなかった冨安健洋だが、時間があれば本戦までに右SB起用が見たい。守備力はワールドクラスで、後方からのビルドアップは縦パスやサイドチェンジを駆使して停滞させない。おそらくカタールではセンターバックでの起用となるが、いざとなれば彼もサイドでプレイできる。

すでに4人の素晴らしい右サイドバックが日本代表にはいるが、菅原由勢や橋岡大樹など素晴らしい選手は多く日本の未来は明るい。グループステージの3戦に耐えられる選手層があり、森保監督はどう彼らを起用するのか。

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