アンカーに右SBに奔走したミルナーの貢献度 若手を支えた36歳はリヴァプールに欠かせない存在

複数ポジションをこなしたミルナー photo/Getty Images

アンカーで先発して後半に右SBへ

リヴァプールはプレミアリーグ第37節でサウサンプトンと対戦。1点を先制されるも2ゴールを返して2-1と勝利した。怪我のファビーニョに代わってアンカーを務めたのは、ジェイムズ・ミルナーだった。彼は今でもリヴァプールにとって欠かせない存在であることを今試合で示している。

FAカップ決勝で120分の激闘を終えたリヴァプールは、メンバーを大きく変更。中盤の構成はインサイドハーフに21歳のカーティス・ジョーンズと19歳のハーヴェイ・エリオットという若い2人が入った。それをアンカーで支えたのが36歳のミルナーだ。

技術力の高さを見せる両選手だが、守備の強度では、主力に比べると落ちてしまう。後方からミルナーが若い2人を支えて中盤を締めることで、彼らがプレイしやすくなる。アンカーのポジションで守備での高い貢献度を見せた。

さらに前半、ジョー・ゴメスが負傷してハーフタイムで交代となると、後半からは右サイドバックを担当。攻守にアップダウンを繰り返し、チームの逆転勝利に貢献した。1試合でアンカーとサイドバックを務めあげ、終盤には足をつるほどのハードワークを見せたミルナー。彼も今試合の勝利に欠かせない1人だった。

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