残り7試合で8ゴールを決めることは可能? C・ロナウドが09-10シーズンから継続している偉大な得点記録

ここまで12ゴールのクリスティアーノ・ロナウド photo/Getty images

メッシもその記録が途絶えようとしている

レアル・マドリード、ユヴェントスを渡り歩き、今夏に古巣であるマンチェスター・ユナイテッドに戻ってきたクリスティアーノ・ロナウド。37歳と今が全盛期ではないかも知れないが、ゴール前でのパフォーマンスは圧倒的だ。しかし、リーグ戦ではここまで12ゴールと苦しんでおり、このままでは偉大な記録がついえることになるかも知れない。それはレアルに移籍した09-10シーズンからのリーグ戦での20ゴール以上の継続記録だ。

ロナウドは09-10シーズンに26ゴールを奪って以降、40ゴール、46ゴールと毎年のようにゴールを量産しており、14-15シーズンには48ゴールのキャリアハイを記録している。それを現在まで続けているのだが、残りの7試合で8ゴールを決めなければ09-10シーズンからの連続記録が途絶えてしまう。

それでも、ユナイテッドは現在プレミアリーグのみに集中できる環境にあり、なおかつ基本的に週1で試合を戦うことができる。20日のリヴァプール戦だけは延期したゲームということもあって例外ではあるが、それ以外はしっかりと休息を取ったうえで戦うことができる。これはロナウド以外の選手、例えばブルーノ・フェルナンデスのコンディションも十分に調整できるということであり、得点を取ることができる可能性は高まる。

また、ロナウドがトッテナム相手にハットトリックを達成したゲームでは、怪我の影響もあって試合前に十分な休息が与えられている。この試合後にラルフ・ラングニック暫定監督はロナウドについて「1週間休んだ後のトレーニングでも状態がよく、今後は同じ方法を取るかも知れない」と休むことの重要性を英『manchester evening news』に語っている。

ハードなトレーニングに徹底した健康管理と37歳でもトップフォームを維持し続けるロナウド。しかし、今の走るスタイルでは疲労が大きく、得点数の減少の一つの要因だと考えられる。それでも、今後の日程は休息する時間が十分に取られており、残りの7試合で8ゴールを決めるのはロナウドにかかれば難しい話ではないかもしれない。

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