チームトップのパス本数ながら成功率は驚異の“95.6%” 浦和のかじ取り役が中盤を支配した

浦和で存在感増す岩尾 photo/Getty Images

岩尾憲の活躍にも注目が集まる

浦和レッズはJ1第8節でFC東京と対戦し、得点のチャンスをつくるもののスコアレスドローで決着した。今季浦和へ加入してすぐにレギュラーとなる岩尾憲は、チームのかじ取り役として欠かせない存在となっている。

岩尾は今試合も2ボランチの一角として、柴戸海とコンビを組んだ。FC東京もポゼッションスタイルを志向するなか、両者主導権を争った一戦で岩尾は前線へとボールを供給するだけではなく、一度落ち着かせてボールを保持させるなど、的確な判断力で中盤を制圧した。

さらにボール保持時にはサイドバックが高い位置取りをするために、岩尾が最終ラインに入ってボールを供給。最後尾からの配給役としても大きな仕事を担っている。

中盤でのかじ取り役として数字でも高い記録を残している岩尾。フル出場したこの試合ではパス本数がチームトップの88本、成功率も「95.7%」とほぼすべてのパスを成功させる驚異的なデータを残した。リカルド・ロドリゲス監督の戦術を熟知した彼の存在は、浦和にさらなる強みをもたらしている(データは『SofaScore』より)。

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